先日、夏休みにバリで
現地のスパに行ってきたときに
『サービス』について考えさせられることがありました。
美容師はなぜ、サービス業なのか。
これだけ、技術力が大切な仕事であるにも関わらず、
『サービス』= 目の前の方にとって何をしてあげられるか。
を常に考えれる美容師が、お客様に多く支持されています。
長期的のサービスは存在しない。
例えば、スパなどのマッサージを受けたときに感じる、『感動』は、最初と最後くらいだと思います。
感動するサービスとは、その都度その都度、感じられるものであり、
長期的なものでは、ないと思うんです。
感動を感じたそのサービスの間には、
それに繋がる業務、または、行動が続いているだけ。
だと思います。
緩急のあるサービスこそ、心地よいサービスを感じられる。
例えば、その人にとって、
これは、『サービス=思いやり』だ!!
と思って、長時間行っていることのほとんどは、
『ただの継続的な行動』
でしかなく、瞬間、瞬間で感じられるサービスこそ、
相手にとっては、心地良いものになるのだと思います。
継続的な行動を怠けてしまうと、サービスでは無くなる。
また、もうひとつ。
受け取る側にとって、感動的な行動の間に位置する、
『継続的な行動』
を怠けてしまった瞬間に、相手にとっては、それまでの心地良さは無くなり、
『サービスを受けた気がしない=気持ちがこもっていない。』
と、受け取られてしまうかもしれません。
1時間、2時間とお客様と向かい合う美容師だからこそ、サービスの瞬間を考えることが大切
2時間ずっと、【その美容師】にとってのサービスを受け続けるのも、
【そのお客様】にとっては、逆に疲れてしまいます。
とても思いやりのあるサービスと過剰なサービスは、紙一重にも見えますが、
しっかり【行う時間】を見極めれば、
全然違う受け取り方をしてもらえるのでは、ないかなぁ。と思っています。
