2023年は、サロンブランディングと教育に力を入れていく予定なのですが、
その教育の道筋がある程度、構築出来てきたので、このブログにて共有していきたいと思います。
シンプルかつ個性を活かせるカリキュラムへ
上の図表にもあるように、
まずは、シンプルな教育カリキュラムをエデュケーターを通して、作成していきます。
この黒い矢印に関しては、シンプルなカリキュラム(美容師として最低限の技術)を網羅した内容にします。
そこに、各役割である
- ディレクター = 撮影スキル
- オーナー = ブランディングスキル
- マーケター = SNSスキル
- プレス = 美容師としてのセンス
として、さらに深く学べるトリガーをカリキュラム内に仕込み、
さらには、上の図には無いのですが、新たに、
- カラークリエイター = カラー特化スキル
も含めて、学べる内容になっています。
例えば、美容学校で言うと、
通常の授業⇨エデュケーターが作成する黒い線のカリキュラムであり、
課外授業⇨それぞれの役割の能力を活かした、専門のカリキュラム(色付きの線)となっていて
より、それぞれの学ぶ側の興味に対して、深く学べる仕組みとなっています。
なぜ、早期スタイリストデビューをスタンダードにするのか。
melt-groupの過去3年間のデビュー期間設定が
2020年は2年間、2021年は1年6か月、2022年は1年5か月〜2年間の選択制。
と言う形を取って、カリキュラムを毎年アップデートしていきましたが、
2023年は、1年6か月をベースに作成していく予定です。
早くスタイリストデビューをすることには、2つのメリットがあると考えています。
ひとつは、美容師という仕事がさらに楽しくなる。ということです。
仕事というのは、責任が伴って、楽しさを実感することが出来ます。
自分のことを指名してくださるお客様がいて、『また来てほしい』と思って、そこに責任を感じるからこそ、楽しい日々を過ごせたりもします。
ふたつめは、新しい経験を吸収できる時期は短期間の方が良い。ということです。
カリキュラムを長々とやっていくと、新しい経験がゆっくり訪れます。
しかし、経験にはある程度の心の準備が必要で、ある期間で一気に経験してしまった方が、学べることも多く、次へ活かせることも多いです。
よって、2つの理由によって、早期スタイリストデビューをスタンダードとしています。
教育カリキュラムは、わかりやすく、吸収しやすく。
今後もカリキュラムはさらにアップデートしていきますが、
カリキュラム作成をこだわり過ぎて、難しく作るのではなく、
わかりやすく、シンプルに、
かつ、それぞれの《美容師の個性》に特化したカリキュラムへと進化することで、
melt-groupで技術を学ぶ環境に価値が生まれます。
どんどん、新しいことをスタンダードにしていき、
より魅力的な美容師として、個性を伸ばせる会社にさらに、していきたいと思います。