『注意』と『怒る』は、また違いますが、
注意は難しいですが、
怒るのは簡単です。
『注意』とは、感情ではなく、行動に対して、伝えるものだと気付いたこと。
僕がまだ下の立場(管理職ではないという意味です。)だった時に、
よく人に注意(今思えば怒っていた)していたことがありました。
その時は、
『なんでこうしないんだろう?』
と、その人自体に疑問を抱いていることがほとんどでした。
結果、相手にも、もちろん伝わらないし、
そもそも僕自身伝え方を知りませんでした。
結果、うまく伝えられず、
注意したつもり⇨結果、怒っている。
に変わってしまっていました。
どんな時に、注意したいと感じるのか。
僕の中では、2つありました。
ひとつは、
・自分の思い通りに動いてほしい
もうひとつは、
・知らないのならもったいないなぁという気持ち / その人にとって損してしまうなら伝えようと思う気持ち
最初から注意が上手い人なんていない。
僕は、こういったことを意識するようになるまでに、
何度も注意だと思って、怒っていたことは、たくさんあったと思います。
今は、7〜8割かは、そのまま『注意』として、
相手に受け取ってもらえていることを信じています。
ですが、今までに、過去、
- 注意の上手な人
- 注意の下手な人
両方に会って、見てきましたが、
100%な人は、いないと思うし、
また、注意が上手な人ほど、伝え方が上手だったり、
相手のことを考えて話せていたり。
と、学べるところがとても多くありました。
でも、今思えば、きっと色々、伝え方を考えてきて、
その結果、今のような、
『相手にスッと入る伝え方(=注意)』
が出来ているんじゃないかなぁと思います。
注意をしないように避けることは、相手にとっては、無関心であることと変わらない。
誰だって、注意される方は、嫌な気持ちにもなるし、
伝える側もとても気をつけて、伝えようと、考える時間も使います。
それでも、注意とは経験が必要なんだと思いますし、
言わない自分を作ることにより、
お互いが大切なところで、無関心な関係も出来てしまいます。
2割か3割が相手にとって、スッと伝わらない内容だったとしても、
それが、いつかは、1割ぐらいまで、上手に伝えられるようになるまで、
伝えることから逃げずに、『感情』ではなく、『行動』にしっかりと焦点を当てた、
伝え方(=注意)の仕方を今後も意識していきたいです。