サロン・組織において、2番手問題はとても重要です。
実際に、2店舗目のemisが出来てから、
周りからは、
『2番手を早く作るべきだよ‼︎』
と何度も言われてきました。
最近、僕の中で、組織作りにひとつのカタチが出来てきました。
結論から言います。
『2番手は作りませんでした。』
今回は、その2番手に代わるものとして、何を作ったか、ブログに書いてみようと思います。
2番手は何故必要なのか。
僕は、emisが出来た頃、周りの先輩方から、
- とにかく幹部をしっかり作ること。
- 2番手を育てること。
と、この2つをよく聞かされていました。
もちろん理由も納得し、理解しようとしていましたが、
その当時、
『フラットで上下関係のない組織』
を目指して、まっしぐらだったので、
『幹部』や『2番手』という言葉に拒否反応が自然と出てしまっていたのを、今でも覚えています。
ですが、当時は、間違いなく、フラットな関係を目指しすぎていて、
組織(チーム)には、なっていませんでした。
最初に始めたのは、自分の権限を手放すこと
最初に、代表として持っている様々な権限をスタッフに徐々に渡していきました。
これには、2年ほどかかりましたが、
今では、スタッフ一人ひとりが自分に任された役割をしっかりと担ってくれています。
その役割とは、
- 店長
- 広報求人
- 集客効率
- 空間再来
- 材料経費
の5つの役割が生まれました。
チームを作るのには、協力なサポーターが必要。
僕がもうひとつ目をつけたのが、
美容師をサポートする、サポーターを同じサロンのチームであるスタッフが行う。
という発想でした。
つまり、本部機能を適任だと思うスタッフに、
託すことから始まりました。
今では、
- ディレクター
- マネージャー
- プレス
という3つの役割が出来ています。
現在、あと2つの役割が僕の構想では、ありますが、
適任だと思うスタッフが出てきたら、それもお願いし、託していこうと思っています。
強力な2番手ではなく、支え合うチーム制を導入した。
僕の中で、今、かなり理想に近い組織が出来てきています。
それぞれ、みんなが任せられた役割を徹底して、
取り組んでくれているので、
2番手を作らなくても良くなりました。
一人ひとりが役割に責任を持って、チームとして動いてくれている今は、
とても居心地の良いサロンになっています。
もちろん挑戦する時には、
多少の苦労も必要ですが、
適材適所で、頼れるそれぞれのポジションのスタッフが自発的に動いてくれるなら、
《これほど強いチームはないだろう》と思います。
なので、当分は、2番手は作ろうとは、思わないと思います。