この立場になって、ずっと抱えている1番の課題が、
『自分ごと』のように物事を考え、進めてくれる人を増やすこと。
なのですが、
本当に難しいですね。
そもそも、僕にとって大切な事柄は、その人にとっては、決して大切でないことも多いからですね。
巻き込むのが上手い人は、意図して巻き込んでいるのか。
周りに良い影響を与え、
自然と周りも自分と同じ方向へ向き、一緒に、いつのまにか進ませてしまう人。
というのは、過去に何人かお会いしたことがありますが、
これは、紛れもなく、センスや才能ですね。
学んで身に付けるものではないと思います。
きっと、こういう人は、知らず識らずのうちに、
周りを『自分ごと』として、考えていける人を増やせるセンスも持っているのだと思います。
もちろん、周りも、
気付いたら、物事が全て『自分ごと』として、捉えられているのかもしれませんね。
過去にも、たくさん、『自分ごと』作戦は行なってきましたが、いつのまにか、『他人ごと』になってしまうことも。
以前もブログで書いた、
↑の記事の会社のお金についてだったり、
の様な、自分たちの働く環境についてだったりと、
伝えられる部分は、できる限り伝えて、
『自分ごと』として捉えてもらうようにしていました。
結局のところ、何かを『自分ごと』にするということは、それに対して責任感が伴う。
何か全体の物事を自分ごとの様に考えるとは、
本来、『他人ごと』として、スルーしてもよい部分に手をつけるわけでもあるので、
ある程度の責任感(最後までやり遂げる)は、必要なのだと思います。
『自分ごと』のように考えてほしい。
と思えば思うほど、実は、その人に責任感を押し付ける結果にもなるのかなぁ。とも。
ですが、本来、何かを共同で行なっていくには、
お互い信頼できる、責任感が必要であり、
そこを抜きにして、物事を一緒に進めていくことなど、とても難しいと思います。
『自分ごと』という責任感を背負うからこそ、みんなが心地よく役割分担ができる。
もし、
『あ〜、あの件に関しては、関わりたくないなぁ。』
と思い、『他人ごと』として、捉えてしまえば、
そこで、お互いの信頼関係は築けず、
ある特定の一部の人のみが、責任を持って、
考え、行動することとなります。
なので、そんな不公平なことこそ、おかしいなぁ。とも思うので、
もし、僕の周りで関わっている人たちだけでも、
自然と、全体の物事に関して、『自分ごと』として考えられる力をつけて、
程よい緊張感と、お互いを支え合う、行動力がもっともっと増えたら、
良いんだろうなぁと、より、思っています。