採用面接の時に、
うちのサロンでは、
とても大切にしていることが、あります。
それは、
『全員面接』です。
採用基準は、全員賛成であること。
全員一致じゃないと、採用決定にならない。
今まで、数多くの美容師さん、美容学生さんが、面接に来ていただいたのですが、
このような特定の採用条件により、
一緒に働けなかった方も多くいます。
ですが、それは、その人たちがどう、とか。ではなく、
スタッフ一人ひとりの大切な部分を採用条件として限定的にしてるからこそ、
厳しい結果となるのかなぁと思っています。
ですが、それにより、多くの希望者を採用できない。
ということが、今、会社としての課題として、直面しています。
『一緒に働くイメージがつくか。』は、後の人間関係の安定に繋がります。
人間関係での離職が多い、美容業界では、
このような採用試験での入口をしっかりと狭めていくことは、
とても大切だと思っています。
逆に言えば、
面接の時の、
『これから一緒に働くかもしれないから、しっかりその人の良いところを発見しよう』
という姿勢は、全スタッフ、とても高いと思います。
面接で全てが把握できるわけではない。
僕は、今まで、たくさんの方を全員面接にて、
1スタッフとして、真剣に向き合ってきました。
ですが、いまだに答えがわかっていません。
面接時での段階でわかる。というよりは、
『入社後、一緒に働いているイメージができる』
という認識の方が高く、かなり抽象的です。
ですが、その抽象的な部分を大切にしているからこそ、
離職率の低い会社であることは、イコールだと思っています。
今まで見てきて、やっぱり志望動機(なぜ、うちのサロンなのか)が明確な人は、採用されている。
僕は、今まで、もっと、統計的に面接採用をした方が良いかなぁと思い、
様々な面接のシートなどを見てきましたが、
答えはまだ見つかっていません。
それよりも、全員面接における、スタッフ一人ひとりの気持ちの方が大切で、
多くの面接の場を体験する。という経験こそ、
とても大切だと思っています。
本当の一人ひとりの魅力は、面接では、決して判断できないと思います。
ですが、
『なぜ、このお店で働きたいのか。』
は、関わるスタッフにとって、とても大きな関心ごとの様です。