先を見て進む人の役割。

 

僕は、アシスタントの頃から、

美容室における

 

ポジションによる上下関係(店長・マネージャー・副店長など)

 

は、正直、『必要ない』と思っていました。

 

理由は、

  • 権限の傾きが必ず生まれてしまう(関係性がフラットではない。)
  • ポジション複雑になると、その肩書きを人は主張しやすくなるからです。

 

例えば、店長の意見だから、強く反映され、他の人の意見は弱くなるなど。。

 

 

今は、フラットな関係性は必要だけど、役職による、上下の関係性も、必要だと、感じています。

 

僕は常に、先を見るクセがあります。

 

というより、

この先にどんなリスクがあるのかを事前に察知し、

色々な解決策を事前に用意しておきたいのです。

 

でも、以前は、そこまで先を見ることより、

もっと目の前を見ていることの方が多かった気がします。

 

だからこそ、現場のスタッフ僕が見ている先は、

 

『ちょっとズレている時があるなぁ。』

 

と感じてしまうこともあるのも事実です。

 

 

縦の組織化を作ることによって、伝え方がわかりやすくなる。

 

例えば、僕が何故、縦の関係性が改めて必要だと感じたのかと言うと、

 

【オーナー】の考え(先読みし過ぎて、最初は、想像できない)

【店長】に伝わり(より、現場目線に近い伝え方が可能となる)

【スタッフ】に伝わる(オーナーの考えの6割くらいがわかりやすくなって伝わり始める)

 

というように、見てる目線がそれぞれの立場で異なるので、

 

徐々にわかりやすく伝わる可能性があるのかなぁと思っています。

 

その代わり、熱量は確実に下がって伝わるので、

伝えたい本質とは、少し異なる部分も出てくることもありそうだなぁ。と。

 

 

役職という、目線の異なる立場を作ることで、より伝わりやすくなる。

 

僕は、最近、本当にここを強く感じています。

 

それと同時に、縦の伝言ゲームを繰り返すことにより、

 

ちょっとした伝え間違いも起こるのも確かです。

 

なので、根気よく、意味は同じでも言葉を変えて伝え続ける必要はあるのかなぁと思っています。

 

 

役職が付くことにより、面倒なことが増えるという、風潮を無くしていくこと。

 

最近は、

立場が上がる(または、重要なポジションに昇格する)

 

と、少しめんどくさいなぁ。と感じる方も増えてきているのは事実です。

 

僕は、単純に経験年数による、昇格には、断固として、反対なので、

 

出来れば、

立場が上がる=正当に評価されていること

 

という、方向性だけは、曲げずに、

新しいキャリアアップのプランを考えていきたいなぁと思っています。

 

ですが、こんな風に難しく考えてスタートしたこのアイデアを

 

うまく消化して、現場に伝えられるスタッフを増やしていけたら、

 

どんどん前に進んでいけるのになぁと思いますが、

 

あんまり、勢い良く、前ばかりを見過ぎて、

振り返ったら誰もいない。ということがないように、

 

たまにはブレーキもかけながら、進めていくことも、本当に大切だなぁと思っています。

 

noburu tada
最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

ABOUTこの記事をかいた人

吉祥寺・下北沢【melt / emis / cofy / lamie】の4ブランドで5店舗の代表をしています。《スタッフの生活水準の向上》《質の良い働き方の実現》を大切に運営しています。興味のある美容師さん、美容学生さん、お気軽にご連絡ください。