いかにして“プレス“が出来たのか

 

最近、経営者同士で話しているときに、プレスの話になることが多く、

質問も多いので、今回のブログにて、

プレス誕生までのストーリーを説明したいと思います。

 

自社で、美容師兼プレスを発足させたい方は、ぜひ、お読みください。

 

プレスの一つ一つの行動目標は明確に。

こちらは、プレスと毎月行っている2時間ミーティングの最中に、メモを図にしたものです。

僕はよく、文字だけでは、理解しにくいときは、画像も入れて、図にしてまとめることが多いのですが、

 

その図も、できるだけ、シンプルに、聞きながら、ささっと一緒にその場で作成することが大切です。

 

今回の図でも、プレスの活動が一つ一つ、どういった結果に繋がっているのかを、

明確にしてから、行動策を実行していきます。

 

プレスとは、抽象的な役割でもあるので、明確なゴールをその都度、設定する必要がある役割だと思います。

 

 

プレスは、3番目に出来た役割だった。

実は、最初は、

  • ディレクター

が発足されて、教育をメインで担当する役割が作られました。

その後は、

  • マネージャー

働き方や人事に関することを統括する役割として、発足しました。

そして、そのあとに出来たのが、

  • プレス

でした。

この時は、トレンド発信や広報など大きな項目を設定しており、

実は、なかなかうまく機能しませんでした。

 

なので、情報という分野を分ける形で

  • マーケター

を発足させました。

 

しかし、これでも、なかなかうまくプレスという役割は機能しませんでした。

 

プレスは、補完する役割がないと機能できない

 

 

現在の役割構成はこちらとなりますが、

 

プレスの活動範囲が限定されているのがポイントです。

 

プレスの活動を補完している役割は、ディレクターとエリアマネージャーとマーケターになります。

この3者がいることで、

プレスという役割が明確になりました。

 

プレスという役割は、明確でないといけない。

 

僕が、役割をどんどん作っていって感じたことは、

プレスとは、広報としての活動を広範囲にやると、

個性が失われるので、出来るだけ、何のためにやるのかを明確にすることで、

役割としての魅力が増すと考えました。

 

また、僕の中では、

それぞれの役割を属人化させることなく、

ポジションとして考えているからこそ、

 

行動を、明確にし、役割として機能することが出来たのだと思います。

 

最後に、役割は、ポジションと言いましたが、

その役割は、〇〇さんによって、さらに良い意味で大きくなる。という視点では、

 

役割が鎧で、その中にいる人物の個性との相性が良くないと、

役割として機能しないと考えています。

 

なので、まずは、誰を役割に任命するか。

そして、その人の能力にあった鎧(ここでいう役割の項目)は、その後に明確にしていくことで、

 

美容師兼役割として、多くの個性を尊重できる風土は作られていくのだと思います。

 

noburu tada
最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

ABOUTこの記事をかいた人

吉祥寺・下北沢【melt / emis / cofy / lamie】の4ブランドで5店舗の代表をしています。《スタッフの生活水準の向上》《質の良い働き方の実現》を大切に運営しています。興味のある美容師さん、美容学生さん、お気軽にご連絡ください。