毎月、月に1回、経営戦略会議というミーティングを
- ディレクター
- エリアマネージャー
- オーナー
の3名で、3時間しっかりと話す機会があるのですが、
今日行った、このミーティングで、
『現場から経営感覚をどう、つけていくのか?』
というテーマを約1/3の時間を使い、3人で話し込みました。
そこで、今回、ひとつの結論に辿り着いたので、ブログに書き残そうと思いました。
経営していると、日々、発見があり、今では当たり前のことも、
ちょっと前では、斬新な発想だったりすることもあるので、
今日の発見も、今は新しくても、今後は、当たり前の感覚になるのかな、とも、思っています。
経営感覚を養うには、自分にとっての【リスク】を取れるかどうか。
ここでいうリスクとは、
- 限られた時間をその目的の為に、費やすことだったり、
- 自らの多額の資金を使うことだったり、
- 自分にとって不利になる条件をあえて課したり、
その人にとって、大きく、精神的または金銭的にマイナスの可能性を負うことであり、
リスクが大きければ大きいほど、リターンを早く、そして、大きく求める為、
活動内容に本気度が増していきます。
リスクを取るとは、それより更に失敗することの出来ない環境に自分を追いやり、
本気度がさらに増し、今回のテーマである、経営感覚を実際に養うことに繋がる。
という結論に至りました。
では、なぜ、現場から経営感覚が必要なのか。
今日話し合っていて、わかったことがあります。
人は、雇われている環境では、
できるだけリスクを負わずに、報酬を多く求めることを『得』と考える、という思想です。
これは、
安心・安全な環境で程よく、心地良く働いていたい。
という気持ちと一致するものであり、
最悪の場合、現状維持で満足してしまう環境を作ってしまい、
その結果、現状維持が蔓延した組織は、低下の一途を辿るだけとなります。
なので、現状を打開する気持ちや、常に挑戦する組織であるために、
現場から一人ひとりが経営感覚を養い、リスクを取ることを恐れない組織にする必要があると感じました。
リスクを取らず、求めてばかりいないだろうか。
今回、大きな発見は、
知らず知らずのうち、リスクを取ることを恐れる一方、
リターン(金銭や名誉など)は、着実に得ていきたい。という願望が、少なからず、人には存在し、
実は、最初に、そのリスクを取ることが、成長への引き金になる。
という発見は、
これからの組織運営においての重要なアクションとして、考えていけるようになりました。
melt-groupでは、美容師だけにとらわれない、一人ひとりの魅力を活かした、
役割制度が存在します。
これからも、リスクを取ることを積極的に推奨しつつ、それをバネに一人ひとりが成長できる風土を、
そして、個の尊重を大切にした組織へと、さらにブラッシュアップしていきたいと、思います。