僕がスタッフのみんなに伝える時に、大切にしていることがありまして、
それを今回、ブログで書いてみようと思います。
売上の話は重要ではない。
僕はあまり、スタッフと話すときに売上についての話をしません。
あんまり過去の数字なども見ないですし、過去のデータにはあまり関心を示してない。
というのが、正解かもしれません。
『美容師=売上』が常にくっつくと大切な部分を失う。
僕は、《何故、この会社でそのスタッフが働いているのか。》
その『何故?』
をとても考えています。
売上の為に働いているスタッフより、
技術の向上や、お客様に提供できるデザインの幅が増える喜びなどを
毎日のサロンワークで感じ、
そこをスタッフみんなには、大切にしてほしいと思っているからです。
年々、スタッフが増えていくには理由がある。
今、着実にスタッフが増えていき、店舗も3店舗となりましたが、
スタッフの定着率もかなり高いです。
スタッフ一人ひとりの成長や、向上する気持ち、
働きがいなどを高められる環境にしたいな、と日々思って、運営しています。
そうすると、サロン全体の雰囲気も自ずと『成長したい。』という意識に繋がる様な気もしていて、
スタッフ間の関係性の良さは、チームワークの良さにもつながり、
結果、大きな売上につながっていると思っています。
だから、売上の話は特には、重要ではなく、
『この会社に入って、何がしたいのか。』
をそれぞれが考えるようにしてもらい、
毎日のサロンワークに向き合ってもらっています。
そうやって前向きに捉えているスタッフが多くなるからこそ、
グループ全体として、成長していっているようにも感じます。
売上の話はストレスになる。
僕の場合、本音では、ここですが、
売上の話は、話す側も話を受ける側もあまり前向きになれないことも多いです。
もちろん個々の目標は、大切ですが、ゴールの天井が常に上がっていくのは、
あまりにも心身的につらいです。
なので、うちでは、
【チーム全体で売上は向上させよう!という風土】に自然となりました。
なので、もしかしたら、知らず知らずのうちに、
互いの心のストレスを溜めない為の方法が
会社全体として、自然と出来上がっていったのかもしれません。