辞める。と決断したとき。

 

今、ある雑誌で、『どうして美容師はそのサロンを辞めてしまうのか。』というテーマで、

連載の企画の話し合いをしています。

 

僕は、meltを創業してから、今まで、『美容師の働き方』に対して、ずっと考えてきました。

 

ちょうど今、連載の企画もあり、頭の中が整理できたところでもあるので、

 

今回は、美容師の離職(サロンの転職)について、書いてみようと思います。

 

 

サロンを辞めるきっかけは、日頃から、たくさん転がっている。

 

美容師がそのサロンを辞めるのには、

もちろん理由がありますが、

それはかなり些細なことがきっかけであることが多いと思います。

 

例えば、ひとつ例を出してみます。

 

ある美容師が、定休日にお店のブランディングの撮影を任されていたと思います。

彼は、そのサロンブランディングの撮影を任されたことを嬉しく思っていました。

 

ですが、その日のスケジュールを決めたのは、本部(または、オーナー)であったが為に

 

かなりの重労働であったとします。

 

こんなに体力的にも、つらい1日になるとは、思ってもいなかったその美容師は、

 

ふと、

『これだけ、休みを返上して、1日頑張ったので、何か見返りが欲しい。』と微かに思うのです。

 

これ、一体、何が起こったのかというと、

 

その美容師としては、

『大切な撮影を会社から任された』→ 承認欲求(認められたい)

『思ったより、体力も使い、重労働だった』 → 経済的欲求(労働の対価)

 

という、2つの欲求が生まれているのだと思います。

 

この美容師にとっては、承認欲求が認められた。としても、

 

もし、本人が経済的欲求の方が強ければ

この美容師は、今後辞めるかもしれない、微かなきっかけを作ったことになります。

 

 

辞めそうな理由を潰してもしょうがない。

 

離職を防ぐ為には、色々と対策を練ることはもちろん大切ですが、

 

それよりも大切なのは、

その会社(サロン)で働き続ける自分をイメージさせることができるか、どうか。

 

の1つだと思います。

 

 

多様性のある働き方が、今、人気なわけ。

 

多様性のある働き方が、今、騒がれているように、

 

今は、一人ひとりにフォーカスを当てた、

『私(僕)らしい働き方』が特に求められているのだと感じています。

 

美容師だってそうだと思います。

 

今現在、そして将来、自分自身がどんな働き方をしていきたいのか、

 

そして、どんな働き方なら『幸せ』なのか。

 

そこを大切にしている人は、多いと思います。

 

 

ですが、僕は最近、思うのですが、

みんな、幸せな働き方を望んではいるものの、

 

私(僕)が決める幸せな働き方には、自信を持ててないのでは。と。

または、見えないのでは。と。

 

 

だから、誰かが歩いたであろう、幸せかもしれない働き方を聞いて、

その人のレールを歩もうとしてしまうのでは。

と思っています。

 

そのサロンを辞めて、別のサロンに行く時の理由のひとつにも、それは当てはまると思っています。

 

まとめ

 

サロンを離れる気持ちのきっかけ(さまざまな欲求)は、そこら辺にたくさん転がっているので、

 

それを必死に回収しようとするより、

 

その人にとっての働き方がどれが一番ベストなのかを、

一緒に考え、実現に向けてサポートしていくことが、

 

今後、サロンには、強く求められていくのだと思っています。

 

noburu tada
最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

ABOUTこの記事をかいた人

東京・吉祥寺・【melt / emis / cofy / lamie】の4店舗の代表をしています。《スタッフの生活水準の向上》《質の良い働き方の実現》を大切に運営しています。興味のある美容師さん、美容学生さん、お気軽にご連絡ください。