美容師の仕事は、時間が決まっています。
もちろん、技術が早い方は、短時間でたくさんの方を担当します。
ですが、それを抜きにして、自分の1時間の在り方を
意識できているのと、
意識できていないのとでは、
今後、美容師として、在り方が大きく変わってくると思います。
美容業とは、1時間という『価値』を技術&サービスとして、提供している。
お客様を前にして、1時間を考えた時に、
その髪型を作る『デザイン料』
または、
お客様に真剣に向かう『1時間の価値』
として、お代を頂きます。
ですが、お客様がいない間の『1時間』とは、どうなんでしょうか?
お客様がいない間の1時間を大切にする人ほど、成長している。
過去、たくさんの美容師さんとお話ししてきて、
また、実際にその現場を見てきて、
お客様と向かい合っていない時間(=空いている時間)の使い方を大切にしている人は、美容師として、活躍している。
お客様と向かい合っている間は、誰でも真剣です。
その1時間は、とても価値あるものとなり、それにより、お客様から、お代を頂くのです。
ですが、
空いている時間=気を休める時間
であるならば、それは、とても、もったいない気もします。
どうしてもお客様の予約が少なく、空いてしまうのなら、前もって空かない方法を考えてみてもいいのかも。
そして、もっと現実的に言えば、
もし、時間が空いてしまうのならば、その空いてしまう時間を何をして充実させるかを考えてみる。=空いている時間を作らない。
のも、その人の可能性を大いに広げると思うんです。
美容師の仕事は、お客様がいないと成り立ちません。
ですが、
待っているだけの仕事ならば、これもまた、美容師の価値を上げているとは、思えません。
頑張ってる人が報われる職業であるからこそ、
空いている時間が⇨【充実した時間の使い道】
を、考えられるようになり、
結果、それにより、
美容師としての、自分の価値がどんどん高まっていってほしいと、願っています。