最近、美容師としての働き方にさらに考えを巡らせています。
ここ最近、特に思うのは、雇用されて働いている美容師の出口についてです。
簡単に言えば、独立ですね。
今回は、この件についてブログを書いていこうと思います。
独立がゴールの時代は終わった。
5〜6年前までは、美容師の独立ブームもあり、
ぐんぐん、独立が増えていった記憶があります。
そんな僕も、ちょうど5年前、独立をした身ではありますが、
僕は、その時も今も変わらず、独立してやりたかったことは、
『働く環境の整備と働きがいのある会社作り』
です。
今ももちろん、現在進行形で、どんどん良くしていこうと考えていますが、
僕にとっては、雇用されている時に必要だと感じた出口が
『働き方の質を高くするための独立』
であったことは間違いありません。
3ヶ月に1度行われるプレミアムマンデーにて。
melt-groupでは、3か月に1度、夕方の5時から、全ての業務を停止して、
全スタッフで集まり、フランクに自分の過去やこれからを語り合う場があります。
具体的な内容は、以前にも、ブログで書いてありますので、
良かったら下のリンクからどうぞ。
7月にプレミアムマンデーが開催されて、
スタッフ一人ひとりの今後、5年後、10年後、20年後、どうなっていたいか。
みんなの気持ちを聞ける場がありました。
ここで、スタッフみんなの声を聞いて、
今、会社として、在籍中に『働きがいのある会社』として、
1人でも多くのスタッフが満足してくれる環境を整備していたのと、
同じ熱量で、『スタッフ一人ひとりの出口』も考えていく必要があるな。と感じました。
美容業界は、入口は丁寧で、出口は感情摩擦。
僕は、まず、美容師の出口を考えました。
- 完全独立
- フランチャイズ契約
- フリーランス契約
- キャリアアップの為の転職
どれも、正社員雇用という点から考えると、
出口になると思います。
そこで、僕が考えたのが、
『選べる出口』でした。
普段、『今いる職場を離れる=出口』ということは、
なかなか口に出して言うには決意が要ります。
なので、
『会社で、もう出口を用意してしまおう!
そして、柔軟に出口対応できるスキルを今のうちに会社として持っておこう。』
ということをプレミアムマンデーを通して、
みんなの将来の気持ちを聞いて思ったのです。
前向きな出口戦略は、きっと良い方向に向かうのでしょうし、
隠す必要もありません。
なので、これから1年、2年とそれぞれが望む出口がスタッフ一人ひとりに見えてきたら、
それを全力で応援でき、また、出来ればその後も関係性が良い状態で、
繋がっていけたらいいな、と思っています。
そのために、今年1年は、スタッフの希望ある出口への挑戦をプッシュできる、
経営スキルを必死に学び、磨いていきたいと思っています。