僕にとって、会社が成長してきたなぁと感じる時は、
スタッフが気持ちの部分で成長したときです。
その人にとって、何をもって、成長したなぁと感じるかは、それぞれですが、
僕はひとつの成長を確認する基準があります。
ちょっと嫌だなぁと思うこと、重い腰を上げないと出来ないこと、が出来てきたら、成長している証。
人は、怠けたがりです。
僕だって、怠けたがりです。
ですが、それは、嫌なこと、大変だなぁと思うこと、
に直面した時に、すぐその心が出てきます。
ですが、それを達成できる喜びや嬉しさを知ると、
自ら、挑戦し、行動できるようになってきます。
出来ても、毎度毎度、褒めない。
『いやー、今回もよく出来たね!』
なんて、毎回毎回褒めません。
さりげな〜く、こっそり褒めることはあっても、
そんなにしっかり伝えようと思って、褒めることは、ほとんどありません。
『他人に褒められて育つ人』よりも、『今、何をしたいか、を自ら考えられる人』
人に評価されることをメインで成長してしまうと、
他者からの称賛の声が無くなれば、
モチベーションも自ずと下がっていきます。
『どうしてこんなにやっているのに、褒めてくれないの?』
と、いつの間にか、向かっているところも変わってきてしまうかもしれません。
『行動』に起こせる人が増えると、会社としても自然に成長していく。
成長とは、『数字』という目に見えるものが、
一般的には、わかりやすいのですが、
せっかくならば、目に見えにくい部分にフォーカスを当てて、
成長したことを確認していく楽しみもまた良いのかなぁと思います。