以前は『営業が5割』、今は『営業が3割』。

 

1〜2年前までは、

他より『発信』し、より多くのサロンの中から、

また、たくさんの美容師の中から自分をいかに選んでもらえるか。

 

つまり、『自分をいかに売り出すか?』という

営業力が必要でした。

 

その為に、【 サロン×個人 】の発信力が相乗効果となる様に、

そこを一番大切にすべきだと、考えていました。

 

melt / emis では、その営業力に関しては、かなり早い段階から、学んでもらう取り組みを行っています。

 

ですが、そればかりを追うために、

なんとなく、ウケの良い(反応の良い)方向を見つけ、

いかに近道をしようと思う人。

 

また、客観的自分を見て、発信する営業力を見出せない人もいることがわかりました。

 

 

自分だけしか、打ち出せない強みを知ること。

 

僕は最近は、これがやっぱり一番なのかなぁと、考えています。

 

表向きだけ良い、営業力(発信方法)より、

 

それぞれスタッフが自分だからこそ、

打ち出せる強みを開花させることが

何より重要だと思っています。

 

 

強みを見つけるには、他者を見て、自分も見直す。

 

強みを見つけるのは、

 

実際には、そんな簡単にはいかないことも多く、

 

悩んでしまうスタッフも多いですが、

 

まずは、他の人より、興味のある分野、

学んでいてワクワクする分野を見つけ、

 

より、深く探求していくことが大切です。

 

 

『サロン × 個人』は、相乗効果でなければならない。

 

ここでとても重要なのは、

 

サロンが発信する方向性と、

個人が発信する方向性が、

 

同じ方向性であるということです。

 

せっかく、サロンに属しているのであれば、

そのサロンの特色をうまく使って、

 

自分をアピールすれば、より魅力的な強みとなるはずです。

 

 

強みをより、強固なものにするには、まずは、『技術の向上』が第一優先であること。

 

僕が一番に伝えたかったのは、

 

営業力が長けていても、実際のスキルが追いついていなければ、

 

全く意味のないということです。

 

この仕事は、お客様支持されてこそ、

初めて美容師の仕事が継続して出来るわけでもあり、

 

最初の入口のみを広げても、出口が空いてしまっては、

何のために、そこまで入口広げる努力をしたのかが、わかりません。

 

melt/emisでは、営業力高める取り組みを日々、伝えていってはいますが、

 

そこを重視し過ぎるあまり、

本来の技術が下がらないように、

 

営業力は、しっかりと意識しつつも、

 

技術の習得鍛錬にもっと磨きを入れて、

技術比重を増やしていけば、

 

営業力に頼らない美容師でいられるのかなぁとも思います。

 

強みのない美容師より、強みが明確な美容師の方がきっと良いはずです。

 

近道を探さず、ベースとなる、美容師としての技術

今後も、一緒に高め合っていきたいなぁと思っています。

 

noburu tada
最後までお読み頂き、ありがとうございました。

ABOUTこの記事をかいた人

吉祥寺・下北沢【melt / emis / cofy / lamie】の4ブランドで5店舗の代表をしています。《スタッフの生活水準の向上》《質の良い働き方の実現》を大切に運営しています。興味のある美容師さん、美容学生さん、お気軽にご連絡ください。