今回は、新卒入社や中途入社でのアシスタントについて、
テーマを絞って、
『なぜ、入社1ヶ月でこれ程までに、美容師の離職が多いのか。』
それを、今回、書いてみようと思います。
誰しも期待に胸を膨らませて入社してくる。
サロンを選ぶ際に、ほとんどの方が厳しい面接を経て、
希望のサロンに就職をしていると思います。
※今回のブログでは、サロン選びに妥協してしまった方に関しては、触れておりませんので、ご了承ください。
なので、内定が決まれば、もちろん嬉しいですし、
入社日は、ワクワク、ドキドキで、期待に胸を躍らせて出勤してくるでしょう。
期待とともに現れる『不安』
そして、もう一つ、入社時に襲ってくるのが不安です。
『本当にここで上手くやっていけるのかな?』
『緊張は多分する。でも、それでも、お客様としっかり向き合えるかな?』
など様々な不安が込み上げてきます。
ですが、そういった不安は、あって当たり前であり、
それを乗り越える為に色々と、
吸収しようとする姿勢が生まれてくるのだと思います。
『私は、美容師に向いてないのでは?』
よく、入社してすぐの離職理由に、これが出てくると思いますが、
こちら、正直、誰も答えを出せません。
これは、単純に
美容師として、自分の期待値が高く、
そして、現実として起こり得る様々な、『上手くいかないこと=不安感』が優ってしまった為に。
このような決断になることも、多々あるのだと思います。
離職を決断する前に、今、不足しているものに目を向けてみる。
離職を検討するのは、簡単ですが、
入社までの期待や不安に対して、
現実では、出来ないことも最初は、特に多くあります。
それを抱え込みすぎることで、
『やっぱり、美容師に向いていないのではないか』
=以前から抱えていた『不安』と一致
の様な思考回路となってしまいやすいです。
不安は、どんなときにでも、様々な状況で出るものなので、
まずは、目の前のことに全力で取り組んでみる。
・覚えた技術でお客様に精一杯向き合ってみる
・今、自分が出来ることを最大限活かしてみる
そういった前向きな思考で、より、今が楽しくなるのではないかなぁ、と思いました。
最後は、マインド面になってしまいましたが、
伝えたかったのは、
美容師(新しいサロンに入社する)になる期待値を上げるなら、
それに比例して、不安は襲ってくるもの。
だから、
不安は、ある程度、受け止めつつ、
『今は、目の前のことだけに集中してはどうでしょう?』
という内容でした。
まだまだ、美容師の離職理由は、様々とありますが、
不安による離職は、自ずと、自分自身との向き合い方で改善できることもあるので、
ぜひ、離職を検討している方は、思考の切り替えを試してみてほしいです。