無意識な対立

 

先日、社外で話す機会がありまして、

その資料を作成していて、ひとつ確信めいたものがありましたので、

ブログに書きたいと思います。

 

今回は、人間関係による摩擦についてです。

 

 

対立が起きたときに、『個』を見るのではなく、その、取り巻く『環境』に着目する

 

例えば、AさんとBさんが、社内で揉めたとします。

 

きっかけが些細なことだとしても、その原因をどちらかに限定するのは、とても難しいです。

 

この場合、『個』で物事を判断しようとすると、解決するのが難しくなります

 

この場合においては、取り巻く『環境』で判断すると、

一気に解決しやすくなります。

 

 

取り巻く『環境』とは何か?

 

環境とは、例えば、先ほどのAさんとBさんで、表すと、

 

スタイリストのAさんとアシスタントのBさん

だったり、

2年目のAさんと入社したてのBさん

だったり、

指名の多い忙しいAさんと指名の少ない余裕のあるBさん

 

など、AさんとBさんの前にそれぞれの『環境』をつけて、考えていくのです。

 

 

取り巻く環境が違えば対立が起こりやすくなる。環境を同化させる取り組みで改善できる。

 

ここが、今回の結論なのですが、

AさんとBさんが言い争ってしまった場合において、

AさんとBさんのそれぞれの意見を聞いても、解決には、なかなか向かえません。

 

それより、『何故、対立が起きてしまったのか。』

それは、それぞれの取り巻く環境が異なっていた為、

同じ空間で働いていても、知らず知らずのうちに、線引きが行われている。

ということです。

 

ちょっと複雑なので説明すると、

例えば、同期で入社時期が一緒で、配属店舗も一緒。教育担当者も一緒

この場合においては、ほとんど、取り巻く環境においての線引きは、少ないと感じます。

また別の視点で、

同期で入社時期は一緒で、配属店舗は違い、教育担当者も違う

 

となれば、必然的に、取り巻く環境が異なり、線引きが生まれます

 

 

 

この、解決策は、『個』ではなく、対立を生む原因となった『環境』にあるため、

 

AさんとBさんの環境の相違点を見つけ、

 

無意識の線引きを無くして、

環境を同化させる仕組みや取り組みを実施することだと思いました。

 

そうすれば、その後、2人が同じ内容で対立することも、限りなく少なくなるのではないのかなぁ。

と感じました。

 

noburu tada
最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

ABOUTこの記事をかいた人

吉祥寺・下北沢【melt / emis / cofy / lamie】の4ブランドで5店舗の代表をしています。《スタッフの生活水準の向上》《質の良い働き方の実現》を大切に運営しています。興味のある美容師さん、美容学生さん、お気軽にご連絡ください。