独立が正解なのか

 

美容師の独立。

以前より、少なくなった気がします。

 

それは、

・コンビニ5万軒に対して、美容室25万軒という圧倒的オーバーストア状態

・少子化により、更なる美容師のなり手不足による求人採用の厳しさ

・店舗を構えての独立以外に、個人事業主としての働き方の選択肢が増えた

 

特に、3つめの働き方の選択肢が増えた、というのは、

大きな理由のひとつな気がします。

 

 

正社員雇用のサロンは今後どうするか

 

うちのサロンにおいても、正社員雇用の美容室を運営していますが、

 

在籍しているスタッフで、希望者には、個人事業主として働くことも可能としています。

 

それは、働く選択肢を増やす為でもあり、

 

仮に僕が従業員として働いていたとしたら、

働き方の柔軟性は、欲しいと思うからです。

 

ですが、正社員のみのサロンにも強みがあります。

 

それは、チームワークです。

 

 

美容室におけるチームワークとは?

 

僕が思うチームワークとは、

事前に必要なものの準備をしてくれている

・どうしても手が空かない時に、助かるサポートがある

チームでお客様を迎えるという一体感がある

・組織として風土を一緒に作っていける

 

特に、4つめの組織としての風土を一緒に作っていける。とは、

 

今後の美容室においては、とても重要のキーワードだと思っています。

 

 

みんなでサロンをつくる

 

僕は、今後、一人ひとりの働き方や働きやすさも大切ですが、

 

みんなでチームワークを高めて、働く環境を良くしていくこと

何より大切だと思っています。

 

 

それが、そのサロンの風土となり、魅力となります。

 

そして、それをつくるのは、実際に働くメンバーである全員

 

少しずつ少しずつ、良き風土をつくりあげていく。

 

それが外にも魅力として溢れて、理解されるようになれば、

より良いものとなると思います。

 

 

独立して、一からつくり上げるか、今ある環境でさらに魅力を足していくか

 

僕は、独立することに関しては、反対意見はありません。

 

むしろ、チャレンジすることは良いことなので、

スタッフにも、独立を勧めたりもします。

 

 

ですが、その独立の先が、

・1人でゆっくり美容師をやりたい

 

というのであれば、大きく反対します。

 

であれば、うちのサロンで、それを叶えられる環境を用意できるように頑張るので、

居てもらった方が良いです。

 

 

今後、美容室の独立は、どんどん経営が難しくなってくると思います。

 

それは、小規模で独立しようと思えば思う程、危険だと思います。

 

なので、様々な働き方の選択肢は用意しつつ、

もし、スタッフが『独立したい!』と言ってきてくれた際は、

 

最善な道を伝えられるようにしていきたいです。

 

noburu tada
最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

 

ABOUTこの記事をかいた人

吉祥寺・下北沢【melt / emis / cofy / lamie】の4ブランドで5店舗の代表をしています。《スタッフの生活水準の向上》《質の良い働き方の実現》を大切に運営しています。興味のある美容師さん、美容学生さん、お気軽にご連絡ください。