役割分担について、ずっと考えて、仕組みを作って、修正して、また考えて、
今の形となりました。
今では、役割分担=権限委譲までもっていくことができました。
『やっと思い描いていた組織の形になってきた!』
と思っていた矢先、大きな壁にぶち当たりました。
今回はそんな話です。
そもそも役割分担は必要か。
僕の中で、組織の中で一人ひとりが安心して働くには、
『周りから自分を認めてもらうこと。』
が何より大切だと思っています。
なので、どんなに些細な役割でも、しっかりと一人ひとりにポジションを与えることにより、
組織の一員として、馴染みやすい風土を作りたいと思い、取り組んでいます。
結果、役割分担は、チームワークの向上、互いを認める風土として、十分な効果を発揮しました。
新たな壁とは?
今、ぶち当たった壁とは、役割分担とは、あくまで
『誰もがすぐに内容を理解でき、同じことができる内容であること』
であると思っています。
そこで、よくある、
will・can・mustで例えると、
mustまでは出来るけど、
canとwillは、役割分担では担えない。ということがわかりました。
また、
mustは、ストレスなく出来るけど、
役割分担においてのcanとwillは、人によってはストレスになり得る。
ということもわかりました。
これは、ここまで一生懸命、組織の役割分担に取り組んだ結果、
気付けた壁であり、またその壁を理解し、
無理やり、真正面からぶつかり、負傷者を出す前に、
方向転換を柔軟に選択できる思考となれたことは、
ギリギリでしたが、良かったことだと思います。
美容師は、美容の業務をやりたいから美容師になっている。という前提で考える。
僕の今の結論は、
《美容師は、美容の業務をやりたいから美容師になっている》
《それ以外の業務は、人によってはストレスを感じる》
当たり前のことを言っているようですが、
組織で働く以上、好きなことだけやっていくのは難しいのは、理解できると思います。
今回、この大きな壁に対して、
僕は潔く方向転換をし、もしかしたら迂回することで遠回りになるかもしれませんが、
働きやすさにおいて無駄な摩擦を限りなく少ない職場にしたい。
という思いのもと、新しい組織の形を今年1年でまた構築していこう、チャレンジしていこうと思います。